【ポーランド】ヴィエルコポルスカ県コンコレボ
2025年8月18日、オペル・メリーバを運転する81歳の男性が遮断機を破壊して踏切内に進入し、列車と衝突した。男性は負傷し、病院に搬送された。列車の運行は約2時間停止した。
26日にPKP(ポーランド国鉄)がこの動画を公開すると、事故を目撃した女性の行動に称賛の声が集まった。女性は112(緊急番号)に通報する際、踏切の識別番号を伝えたため、救助隊は正確な場所を把握することができ、迅速に現場に到着することができたという。
PKPは緊急時の安全対策として2018年頃から全国の踏切に「Żółta Naklejka(黄色いステッカー)」と呼ばれるシールを導入した。これは踏切の遮断機や制御装置の目立つ場所に貼られており、踏切の識別番号や緊急通報用の電話番号(112など)が記載されている。この識別番号から鉄道会社や警察、救助隊はどの踏切であるかを即座に特定できる。ポーランド国内の14,000か所以上の踏切に設置済みで、鉄道会社や警察は緊急時にはこの「Żółta Naklejka」を活用するよう交通安全キャンペーンで呼びかけているという。
(Google ストリートビュー)
コメント