ロシア連邦のペルミ地方で撮影されました。
2014年3月27日午後10時頃、車で友人宅に向かっていた夫婦は近道をするため凍ったカマ川を渡ろうとしましたが、氷が割れて車は沈みました。近くにいた漁師が事故を目撃していました。しかし正確な場所がわからず行方不明のまま捜索は打ち切られました。夫婦には7歳と8歳の2人の子供がおり、母親の話では女性は妊娠中だったそうです。
女性の家族は諦めず捜索を続け、6年後、強力な音響測深機を持つ地元の漁師の協力を得て、ついに沈んだ車の場所を特定しました。女性の母親は約3年前に娘を埋葬することなく病院で亡くなっていました。
2021年6月9日、水深11メートルからの引き上げ作戦が行われました。車は逆さまに沈んでいたので、まずひっくり返す必要がありました。フロントガラスが割れていたため車内の遺骨が失われないようネットを張ってからひっくり返し、浮上しました。
引き上げられた車内からは2人の遺骨が発見されました。
(Google マップ)
橋がないので、車を船に乗せて渡るのが一般的のようですね。
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