【エクアドル】アスアイ県クエンカ
2025年3月1日午前8時頃、11台の車両が関与する多重事故が発生し、5人が死亡した。
事故を起こしたのはパスクアレス協同組合のバスで、ブレーキが故障し、車9台とバイク1台に衝突した。事故の結果、バイクに乗っていた2人とタクシーの乗客3人が現場で死亡した。タクシーの運転手は重篤な容態という。事故後、バスの運転手が拘束された。
事故を起こしたバスは、グアヤキル発の都市間バスだったが、このバス会社は都市間バスの認可を受けておらず、クエンカ市長はエクアドル交通委員会(Comisión de Tránsito del Ecuador)に対して、都市間バスの管理が不十分であったと指摘している。市長は「本来なら起こらなかった事故」と考えており、認可のないバスは検問所で取り締まるべきであったが、クエンカ市内に入れたこと自体が管理不備の証拠だと指摘している。
地元当局は事故の原因と責任を明らかにするために調査を開始した。
(エクアドルでは都市内バスと都市間バスでは認可が異なる。)
(Google ストリートビュー)
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