【ベトナム】ホーチミン タンフー区
2024年1月13日夜、1992年生まれの女性が自身が経営するまつげエクステサロンで電動シャッターに首を挟まれる危険な事故に遭った。
女性は仕事を終え、シャッターのリモコンを手に持ちながらスクーターで店を出ようとしていた。店の入り口が狭いため、スクーターの方向を変えられず、後ろ向きに下がる必要があった。彼女は普段、バランスを取りやすくするためにスクーターに乗ったまま後退する癖があった。
しかし、スクーターを後退させている最中に誤ってリモコンに触れてしまい、シャッターが降下。そのまま首がシャッターに挟まり、身動きが取れなくなった。パニックになりながらリモコンを操作したが、リモコンが見えず誤って違うボタンを押してしまい、シャッターはさらに降りてしまった。女性は必死にもがいたが、首が圧迫されて身動きが取れず、「このまま死ぬのか」と恐怖を感じたという。その後、再びシャッターが降りた際にバイクの後部に引っかかり、わずかな隙間ができたため、脱出することができた。
女性の首にはくっきりと跡が残り、翌日も体調が良くならなかったことから病院で診察を受け、検査結果を待っているという。
女性は「シャッターの仕組みを理解していなかったことが、事故の一因だった」と反省し、今後は「シャッターを途中で止めず完全に開ける、リモコンを適切な場所に置いて不意の操作を防ぐ、シャッターの周囲をよく確認してから使用する」と注意点を語った。
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